返り討ちはなりませんでしたね~。 ラファの綿密な戦術も、ピッポという予測不可能な生命体の前には太刀打ちできなかったのか・・・。 稀代のアーチスト大先生(ちょっと愛で目が曇ってる)を愛するあたしとしては あんまり好きなタイプじゃないのですが、やはり怖い選手です。 試合終了の笛とともにテレビを消して朝から自棄酒・・・そのあと会社(泣)。 なもんで表彰式なんぞは見てないのですが、なんでも自分のミスから 結果的に1点目に繋がった王子は試合後号泣だったそうですね。 ・・・ううう、そんなとこ見ちゃったらあたしまでもらい泣きしちゃうよーー! ミランはイマイチだった今シーズンを、結果的には最高のフィナーレで締めくくりましたね。 カルチョスキャンダルでマイナスからのスタート・・・(とはいえ、ユベントスに比べて ぬる過ぎだと思うのあたし)。 CL圏内はキープしたが優勝争いにはまったく絡めず・・・町内のライバルチーム(インテル)が スグデットを獲得するのをハンケチ噛んで見てたはずなのにさ~。 オマケに決勝に勝った相手はリバプ! 試合前の談話を読んでいたら、「リベンジという気持ちはない。」とか言ってたみたいだが そんなわけないやないか!! 正直に言うがいいわ!キーーッ!! 最後にビッグタイトル獲得で、○さま最高の花道やな~とシミジミしていたら あ、あなた来シーズンも現役続行ですか! それにしてもやはりミランは人気あるのねーーとちょっぴり実感。 会社でも「ミランが勝ったね~。」と話しかけられ、 友人からは「今度会うときに録画したやつ持ってきてね~。」とねだられ、 後述の映画を一緒に見た友人も、「年末トヨタカップ行こうかな。」とカムアウト。 あんたら一昨年のリバプの時なんて鼻にも引っ掛けてなかったくせによーー! やっぱりビジュアルの差なのかしら?ドルガバスーツとアディダスのいもジャージの差? よく見りゃオッサンばっかりなんだけどね~ミラン(カカとグルキュフ除く)。 さて拙者、昨日『GOAL2!』の試写会にいってきました。 あのね・・・見ようかどうしようか迷っているサッカーファンのあなたには見ることをお勧めします。 力強くは言い切れないけどさ~。 はっきりいって映画としての出来はゴミ同然です! でもあたし、こんなに心の中でツッコミを入れながら映画を見たのって初めてかもしれん。 ブログに書くときに忘れないようにメモしたいと何度思ったか! まさにネタの玉手箱やで! うまい具合に日曜日に地上波で前作が放映されていたので、復習も完璧だ! そういえば封切当時も疑問だったんですが、主人公が新城に行く時に ワークパーミットの問題はどうなってるんでしょうか? さて前作の最後で、CL出場権を賭けた死闘の末リバプを下した新城(苦笑)。 そこでも大活躍した主人公サンティは、押しも押されもせぬスタープレイヤーになってます。 その彼に目をつけたのが世界最高(らしいわ)のクラブチームレアル・マドリッドです。 子供の頃からの憧れであるマドリーに移籍して浮かれまくりのサンティ。 ハデな生活を送ってパパラッチに目ぇつけられたり・・・ 子供の頃家族を捨てた母親と再会したり・・・ 遠距離恋愛になった恋人とうまくいかなくなっちゃったり・・・ とドラマとしちゃこのような展開はあるんですが、はっきりいってどうでもええ。 じつは拙者去年、『レアル・ザ・ムービー』という失笑映画を見に行ったのですが、 このクラブ万歳映画よりもマドリー三昧なのよマジで! 幾度となく写される練習風景(もちろん素人の二人もさりげなく混ざってる)。 マドリーの選手たちとパーチーに参加したり、一緒にお風呂に入ったり、 いたずらされたりとまあ、マドリー全面協力です! 前作でほとんどスルーされていた新城の選手たちとはドエライ違いです! だって確か一度シアラーさまがアップになった以外は、あまりクローズアップもなかったよね。 試写会を当ててくれたのは、『レアル・・・』にも一緒に行ったラウールファンのKなんですが、 そういう意味では大満足だったそうです。 そして映画館の暗がりの中で、あたしが幾度となくツッコミを入れていたのは この映画の時系列の無視っぷりと、事実の捻じ曲げっぷり! それも実際の試合映像などを使ってるので余計におかしいのよ! 前作の設定は、新城のメンバーからして一昨シーズンと思われます(クライファートいるし)。 今回は丸一年経過しているので、今シーズンが舞台のようなんですが マドリにもちろんジダンはいます。 新城のスタープレーヤーとなったサンティが、クラブと何年契約をしたのかは知りませんが マドリーとの交渉はクラブを通さず、密かにサンティのエージェントと行われているようです。 まるで油とキャッシュリーのようです。 それも場所はマドリーが夏のドサ周りをしている東京で! 結局はサンティとオーウェンの交換という形で、マドリー移籍が成立するのでした! そうか~、リバプに戻ってくると思われたマイコーが新城に行ったのは、 こんな訳があったのか(笑)。 サンティを迎えてくれたオランダ人監督が、 なぜかオシムにそっくりなのが日本人的にはうれしいポイント! でも監督・・・なんかどこかで会ったことある気がして、 よくよく見れば演じていたのはルトガー・ハウアーでした(驚)! スーパーサブとしてがんばるサンティの活躍で、 CLを勝ち上がってゆくマドリーは遂に決勝に進出します。 相手はなんとアーセナル!そして舞台は なぜかサンチャゴ・ベルナベウ(爆笑)。 もうおわかりですね・・・昨シーズンのベスト16での映像が使いまわされてます。 ガナの2トップはアンリちゃんと・・・あんたいったい誰!!???な T・J・ハーパーというストライカーです。 この時抹殺されたFWはいったい誰だったっけな・・・ペルシ?アンリちゃんの1トップだったかしら? 取りあえずアウェイなので大先生じゃないのだけが救いです。 ハーパーの姑息なダイブで得たPKと、アンリちゃんのグレイトなゴールで(ここはリアル映像)、 2-0でリードしたガナですが、もちろん後半ロスタイムに逆転されて負け。 いや、実際にこんな試合というのはありますよね。 バイエルンとマンUの決勝しかり・・・ちょっと違うけどイスタンブールでのミラン対リバプしかり・・・。 でもこれが映画だと思うと、なぜこんなに空々しく感じてしまうのか! そして映画の中とはいえ、ガナが負ける設定はなんかムカつくわ! ほんとは勝った試合なのにさっ!
by vivaorange
| 2007-05-25 20:23
| フットボール
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