舞台はアンフィールドだし、最近のアーセナルの調子はあの有様だし、 始まる前から勝てる気はしなかったのですが・・・やはり負けたら辛いわね。 それもスコアこそ1-0だけど、内容はさっぱりだし。 これがマンUなら、鬼神のごとく攻撃をつぶしまくったあげく最後にゃ自分で 点まで入れちゃうリオがいたんだが・・・。 せめてもの救いは、得点がルイガルだったことかしら? 中途半端なウェーブヘアがヘンテコだったけど、プレーは冴えてたよ~ルイス~! このままじゃUEFAカップだって危ないんじゃないか? ハイバリーのラストシーズンなのに~大先生のラストシーズンなのに~! こんな状態で調子上向きのマドリーと戦わなくてはいけないなんて最低、最低! このまま何も得ることなくシーズンが終了して、大先生引退、アンリやピレスなど 主力が移籍なんてことになっても、なんか自業自得なんじゃないかという気すらしてきたの、あたし。 あんなに2年契約を望むピレスに、たったそんなことすら叶えてやらないって事は、 もうピレスを引き止める気がないんだろうし。 それにしても30歳以上は1年更新って、昔からそうだったの? 昔は結構いたような気がするんだが・・・トニー・アダムスとフェイマスバックフォー (内山田洋とクールファイブっぽく)の皆さんとかシーマンとかね。 もしベルカンプ以降なら、やはりこれはヴェンゲルの意向なのかしら?このロリコンめ! このクライシスは半ばあんたが招いたことなんだから、最後まで責任とってよね! ところで 今発売の『Number』に大先生インタビューが掲載されてるので買ったのですが、 なんかコクーのインタビューに感動してしまったのでした。 彼がいままで脚光を浴びることと言えば、そのユーティリティー性がほとんどだったと思うのです。 しかしバルサを離れ、古巣PSVに戻ってからの目覚ましいばかりの活躍ぶりときたら 若い子にしか目が行かないどこぞの監督も目ェ開いてよ~く見ろ!と言いたいくらいですね。 今までイマイチ地味な印象だった彼なのに、磨きがかかった得点能力やら そのキャプテンシーやらで、若い頃より断然いい!輝いてる! 今年36歳よ!普通なら引退しててもおかしくないわよ! そんな彼のインタビュー、なんだか言葉の重みも違います。 -選手も監督も、あなたを絶対的なリーダーと言う。 でもあなたは一度も公の場で「自分はリーダーだ」と言ったことがない。 という記者に対して彼は 『歳を重ねるごとに、自然とそういう立場になっていった。 実はリーダーシップは私が追い求めて手にしたわけではないんだ。 選手は若いときは、自分の力をピッチで証明しなければいけない。 自分のことに精一杯で、ほかのことを気にすることなどできない。 でも常にトップレベルで戦い続ける人間は、年齢を重ねる過程でやがて多くの事を身につけていく。 そういう期間を過ごし、責任を負えるようになった人間を、監督はリーダーとして使うようになる。 私は「オレがリーダーだ」と口には出したくない。 なぜなら、私は舞台に踊り出て、演説するようなタイプではないからだ。 大声を出すことで、周りの人間の能力が引き出せるとは思わないんだ。』 彼が在籍していたころのバルサは正直いって過渡期で、 今のマドリのようにしょっちゅう監督が変わる落ち着かないクラブでした。 でもコクーはどの監督にも重用され、怪我がちなキャプテン、ルイス・エンリケのかわりに キャプテンも努めてました。 本当は左MFらしい(いやほんと本来はどこかよくわからなかったのよ!真ん中だと思ってた) のですが、CBをやることが多く、しかしそのことで不満など一言も言わず 気立てもいい彼はサポーターにも好かれていたように思います。 ほとんどのオランダ人選手が追われるようにバルサを後にしたけど コクーだけは別で、昨シーズン途中で『外国人選手最多出場記録』かなんかを称えられて カンプノウに招待されてましたよね。 昨シーズン長期離脱者が相次いだ時、きっと世界中のバルサファンは 「ああ・・・ここにコクーがいれば・・・。」と思ったに違いねえ! (正直、今シーズンのアーセナルにも来て欲しい。) 彼が去った後、バルサはかつての輝きを取り戻したけど、 そのことを後悔する必要がないくらい、彼自身も輝いてるよコクー! 素晴らしいサッカー人生!でもコクーにはその価値がある! それにしてもあたしが彼を知ったのは、おフランスW杯でクライファートの代わりに FWとして登場した時なんですが、控えに本来のポジションの選手はおらんかったんか!ヒディングよ!
by vivaorange
| 2006-02-18 00:55
| フットボール
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